痴漢検挙77人、29人が再犯 首都圏集中取り締まり(産経新聞)

 警視庁と埼玉、千葉、神奈川の1都3県の警察が4月15〜21日に実施した電車内や駅構内での集中取締週間に、痴漢や公然わいせつなどの現行犯で78件、77人が検挙されたことが6日、警察庁のまとめで分かった。逮捕者は49人。容疑者の中には、捜査員が犯行を確認した直後、再び同じ車内で別の被害者に対し犯行に及んだ者も1人いた。

 一方、検挙された77人のうち、痴漢や強制わいせつでの検挙歴がある者は37・7%にあたる29人で、平成21年の全刑法犯中に占める再犯率(32・6%)を上回っており、痴漢・強制わいせつ犯罪の再犯性の高さが裏付けられた。

 犯行状況では電車内での痴漢が58人で最多。エスカレーターや階段など駅構内での盗撮が11人、車内での盗撮が4人、車内での強制わいせつが3人、車内での公然わいせつが1人。

 検挙の路線別分布では、京王線とJR中央線がともに6件で最も多く、次いでJR埼京線が5件。埼京線は、防犯カメラを設置した車両を編成しているが、5件はいずれも防犯カメラがついていない車両で検挙された。警察庁は「(犯人が)防犯カメラの設置車両を避けたのではないか」と分析。防犯カメラに一定の効果があるとみている。

 容疑者を年代別でみると、30代が24人▽40代が21人▽20代が16人▽50代が9人▽10代が5人▽60代が2人。検挙者のうち48人は会社員だった。

【関連記事】
警察庁長官がJRに感謝状 防犯カメラ導入で痴漢対策に貢献
痴漢多発の埼京線、防犯カメラ設置車両で被害なし
「むらむらして触った」 路上で痴漢の男逮捕 川口署員が追跡
電車内で女子高生に痴漢 JR子会社社員の男を逮捕
お手柄! 女子高生が同級生を痴漢した男を取り押さえる 東北本線
「高額療養費制度」は、もっと使いやすくなる?

<保険金詐欺>元朝日新聞販売店店員らを容疑逮捕 川崎(毎日新聞)
<取り立てチーム>船橋市で活躍…市税など悪質滞納に対抗(毎日新聞)
<たちあがれ日本>元巨人の中畑清氏擁立を検討 参院選(毎日新聞)
ドリームジャンボ 発売始まる 銀座では300人が列(毎日新聞)
<遺体発見>さいたま市で22歳の男性 事件事故両面で捜査(毎日新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。